父の日はなぜ「売れ残るイベント」になりやすいのか

父の日は、イベント自体が知られていないわけではありません。
ただ、「まだ大丈夫」「あとで考えよう」と思われやすく、行動に移されないまま過ぎてしまうことが多いイベントです。
その結果として、売場でも反応が鈍く見えてしまいます。
父の日は、なぜ反応が鈍くなりやすいのか
6月が近づくと、父の日に向けた売場づくりが始まります。
ただ、母の日と同じように展開しているのに、いまひとつ動きが鈍い。そんな感覚、現場で感じたことはないでしょうか。
母の日は、贈り物の定番がはっきりしているので、早い段階から「何を買うか」がイメージしやすいイベントです。
一方で父の日は、「何を贈ればいいか分からない」という声も多く、どうしても後回しにされやすいのが実情です。
売場でよくある「気づかれていない」状態
実際の売場では、こんな場面がよく見られます。
・父の日コーナーがあるのに、そのまま通り過ぎられる
・母の日と同じ配置でも、立ち止まる人が少ない
・イベント自体に気づかれていない
・「父の日っていつだっけ?」という会話が出る
商品が悪いというより、そもそも気づかれていないケースが多いのが実情です。
まずは「気づかせる」ことから変えていく
こうした状況では、売り方を工夫する前に、まずは「気づかせる」ことが重要になります。
入口や通路から見える位置で「父の日」をしっかり伝えるだけでも、売場の印象は大きく変わります。
のぼり旗は、設置する場所によって役割が変わります。
・入口付近に立てる
「父の日ギフト」など、来店直後にイベントを意識させる
・通路や導線上で目に入る
「プレゼント特集」「おすすめ商品」など、興味を引くきっかけにする
・売場やコーナー付近に設置する
「ありがとうを贈ろう」など、行動につなげる後押しをする
こうした言葉が目に入ることで、「そろそろ父の日か」と思い出すきっかけが生まれ、売場への立ち寄りや購買につながりやすくなります。
父の日は「売れない」のではなく「思い出されていない」
父の日は、売れにくいイベントというより、思い出されにくいイベントとも言えます。
ほんの少し見せ方を変えるだけで、売場の反応が変わることもあります。
そこで重要になるのが、「どう気づかせるか」という視点です。
父の日の売場づくりでは、「何を並べるか」だけでなく、「どう気づかせるか」が重要になります。
入口や通路、売場の近くにのぼり旗を設置するだけでも、来店された方に自然とイベントを意識してもらうきっかけになります。
文字だけのシンプルなのぼり旗でも、そこにあることで「そろそろ父の日か」と思い出してもらえる場面は少なくありません。
まずは一枚、目に入りやすい位置に取り入れてみるだけでも、売場の反応に変化が出てくるかもしれません。

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