オリジナルのぼり旗の印刷方法と製作工程

「のぼり旗って、どうやって作っているの?」

皆さんは「のぼり旗」がどのように作られているかご存じでしょうか?

「生地に筆で文字を書くんですよね?」

「紙にプリントして、アイロンでくっつけるんですよね?」

「絵の具で塗ったらできるんですよね?」

そんな風に思われている方も、意外と多いかもしれません。

実際のところ、のぼり旗の製作には、もっと専門的で繊細な工程があるんです。
日々街で見かける、あの鮮やかなのぼり旗がどのように生まれているのか――
本日は、そんな“のぼり旗の世界”をまだご存じない方へ、少しだけお話しさせていただきます。

のぼり旗の印刷方法

「印刷方法って言われても、正直よく分からない…」
そう思われる方も多いのではないでしょうか。

弊社では主に「ダイレクトプリント」と「シルクスクリーン印刷」の2種類で制作を行っております。

この2つの印刷方法は、仕上がりの質感や発色、そして製作の流れにも大きな違いがあるんです。

そこで今回は、それぞれの印刷方法についてわかりやすくご紹介していきたいと思います。

ダイレクトプリントとは?

まずは「ダイレクトプリント」について。

イメージしやすく言うなら、家庭用プリンターを何倍にも大きくしたような印刷機を使う方法です。

デザインデータを直接生地に印刷するため、写真やグラデーションなどの高精細な表現に非常に強いのが特徴。

少量の注文(小ロット)にも対応しやすく、細かいデザインを再現したいときにぴったりの印刷方法です。

ダイレクトプリント

シルクスクリーンとは?

続いてご紹介するのが「シルクスクリーン印刷」です。

簡単に言うと、単色の版(はん)を何枚も重ねて一つの絵柄を作り上げる技法です。

それぞれの色ごとに版を作り、インクを丁寧に刷り重ねていくことで、くっきりとした発色と存在感のある仕上がりになります。

特色(特定の色指定)での表現や、大量ロットの印刷に強いのが大きな特徴。

まるで巨大な多色刷りの版画を仕上げていくような、職人技が光る印刷方法です。

シルクスクリーン

のぼり旗ができるまで ― 製作の流れ ―

【ダイレクトプリント】

1 まず、仕入れた生地を特殊な液に浸す前処理を行います。
  • この処理をしておくことで、後の印刷時にインクがにじまず、発色の良い美しい仕上がりになります。
  • まさに“のぼりの品質”を左右する大切な工程です。
2 デザインデータの印刷
  • ダイレクトプリントならではの鮮やかな色合いと、写真のような高精細な表現がここで生まれます。
3 生地の裁断(ヒートカット)
  • 印刷が完了したら、高熱のカッターで生地を溶かしながら裁断します。
  • この方法をヒートカット」と呼び、生地のほつれを防ぐ効果があります。
  • 見た目の美しさだけでなく、耐久性を高めるための工夫です。
4 チチの縫製
  • 次に、ポールを通すための「チチ」と呼ばれる白い輪っかを生地に縫い付けます。
  • のぼり旗の印象を左右する部分でもあり、一本一本、職人が丁寧に仕上げていきます。
5 完成・出荷
  • すべての工程を終えたのぼり旗は、きれいに畳んで袋詰めし、全国のお客様へ発送します。

【シルクスクリーン】

1 版の作成
  • まず、デザインデータをもとに色ごとの版(はん)を作成します。
  • この版が刷り上がりの精度を決める重要なポイントになります。
2 色ごとの印刷
  • 次に、作成した版を使って1色ずつ丁寧に生地へ刷っていきます。
  • 各色ごとにインクを重ねることで、くっきりとした発色と立体感のある仕上がりになります。
3 以降の工程はダイレクトプリントと同じ
  • 印刷が終わった後は、ヒートカットでの裁断 → チチの縫製 → 検品・梱包 → 出荷といった流れで進みます。
  • ダイレクトプリントと同様、職人の丁寧な作業を経て完成となります。

こうして、一枚一枚ののぼり旗が完成していきます。
日々街中で見かけるカラフルなのぼりも、実は細やかな工程と職人の技によって支えられているのです。

株式会社アサノスクリーンでは、定番ののぼり旗はもちろん、他社ではあまり取り扱いのない変形のぼり旗やタペストリーも、1枚から大ロットまで柔軟に対応しております。

ご希望のサイズや形状に合わせて製作が可能ですので、「こういう形にできるかな?」というご相談もぜひお気軽にお問い合わせください。

お客様のイメージや目的に合わせて、最適なのぼり旗づくりをご提案いたします。

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