のぼり旗の防炎加工とは?

安全性を高めるための重要な加工について

ガソリンスタンドや百貨店などで掲出されているのぼり旗をよく見ると、裏面や下部に「防炎製品」と書かれたシールが貼られていることがあります。

これは、公益財団法人日本防炎協会が定める基準を満たした製品であることを示しています。

のぼり旗における「防炎加工」とは、生地が燃え広がりにくくなるように処理を施すことで、主に屋内施設やイベント会場などの安全基準を満たすために必要な加工です。

ここでは、防炎加工の種類と特徴をわかりやすくご紹介いたします。

■先防炎(さきぼうえん)

あらかじめ防炎処理された生地に印刷する方式です。

生地の段階で防炎剤がしっかりと染み込んでいるため、仕上がりの均一性と耐久性に優れています。

印刷後に防炎処理を施す必要がなく、品質の安定性が高いため、現在市場で流通しているのぼり旗の多くはこの「先防炎」によって制作されています。

■後防炎(あとぼうえん)

印刷後に防炎剤へ浸して処理する方式です。

すでに印刷が施された生地を後から防炎液に漬け込むため、屋外などの環境下では防炎剤が徐々に落ちてしまう可能性があります。

用途や生地によっては使用できますが、基本的には「先防炎」が主流です。

■練り込み防炎(ねりこみぼうえん)

インクと防炎剤を混ぜ合わせて印刷時に防炎効果を持たせる方式です。

主に捺染(なっせん)印刷で大量制作する場合などに採用されることが多く、印刷工程の中で防炎効果を付与する特殊な手法です。

■防炎加工の費用目安

防炎加工を施したのぼり旗の価格は、各制作会社によって異なりますが、一般的な相場は 1枚あたり数百円程度の追加料金 となります。

大量注文の場合は、特に公共施設・商業施設・イベント会場などでは、「防炎加工が必須」と定められている場合があります。

ご注文前に、使用予定の会場や主催者の指示を必ずご確認ください。

割引対応が可能なケースもありますので、ご発注の際はぜひ一度お見積もりをご確認ください。

防炎加工の注意点

防炎加工が施された生地は、完全に燃えないわけではありません

「着火しにくく、燃え広がりにくい」性質を持つことで、火災時の被害拡大を防ぐものです。

そのため、火気の近くでの使用や保管の際には十分な注意が必要です。

弊社では、各種のぼり旗・幕・タペストリーなど、防炎仕様での制作にも柔軟に対応しております。

生地の種類や用途に応じて最適な防炎方法をご提案し、安全性とデザイン性を両立した高品質なのぼり旗をお届けいたします。

定番ののぼり旗はもちろん、他社ではあまり取り扱いのない変形のぼり旗やタペストリーも、1枚から大ロットまで柔軟に対応しております。

ご希望のサイズや形状に合わせて製作が可能ですので、「こういう形にできるかな?」というご相談もぜひお気軽にお問い合わせください。